自民・馳浩元文科大臣、セクハラをした少女に謝罪したのでしょうか?

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Tsubomi Cafe


元文科大臣の馳浩氏一行が一般社団法人Colaboを視察した件の顛末。

 

文部科学大臣馳浩氏が一般社団法人Colaboを視察した折、少女にセクハラを行い、
代表理事 仁藤夢乃氏から参加者全員の謝罪を求めている件が報道されています。
馳浩議員ほか、この件に関わった人たちの謝罪はあったのでしょうか?


仁藤夢乃氏からの抗議文

 

国会議員を相手に抗議文を書くのは相当の勇気と覚悟が必要だったと思います。

それをさせたのは、少女たちの受けた傷を伝えたいという強い思いからだったのでしょうか。

 

自民党議員らによる 10 代女性を支援する 『Tsubomi Cafe』視察における問題のある言動や少女に対する セクシャルハラスメント行為についての抗議文と要望書

 宛先は
自民党ハウジングファースト勉強会
衆議院議員 馳浩様、阿部俊子様、鈴木隼人様、井出庸生参議院議員 朝日健太郎
鈴木議員秘書 丸山響様
新宿区議 渡辺清人様、桑原洋平様、渡辺美智隆様 その他、上記の視察で訪問された方

 

 セクハラ被害にあった10代メンバーの思いは馳浩氏に届いたのでしょうか?

〇10 代のメンバーから、伝えたいこと

「こうした活動を見させてもらう時には、来る前に調べて、服装や人数、ふるまい方も考えてくるよう にしていただきたいです。スーツの男の人がたくさん来て、自分たちの加害者性に無自覚すぎると思います。男性スタッフである稲葉さんには敬語で話すのに、10 代のメンバーにも、女性スタッフにも、初対面なのにタメ語で話をしてくる議員の方もいて、女性に対する差別意識も感じました。女の子たちが 利用するための椅子に普通に座れる感覚にも驚きますし、自分たちの権威性を自覚していない人が政治 をやっていることを怖いと思います。そうした自分の状態を自覚してほしいです。」

「私は馳議員に触られて、その後の対応やブログの記事などから、加害している自覚がなさそうである ことにも傷つきました。『安い女』として下に見られているように感じ、このような人が国会議員であることにも怒りを感じています。代表の仁藤さんや、男性である稲葉さんにはしないことだと思います。差別や暴力の加害者はよく『無自覚だった』『無意識だった』などと言いますが、私を選んで、場面やタイ ミングもわかっていてやってきたと思います。言い訳の定番である『誤解』という言葉を事務所の方が使 っていたのも本当に残念です。そういう言い訳をする人は、無自覚にさまざまなところで誰かを傷つけ ている可能性が高いので、反省してもらいたいです。」

「こういう活動に視察に来てまで、偉そうな態度を取ったり、体を触ったりするなんて、『嘘でしょ』 と思いました。自分たちがやっと手に入れた場所、つくりあげてきた活動、大切にしていることや、安心 が一瞬で壊されたように感じました。ほんとうは、視察を通して、私たちのように虐待から逃れるために 親元を離れて生活している人の現状を知ってもらい、今、世帯主が申請することになっている 10 万円の 給付金の給付の仕方についても考えてほしいなど、お話をしたいと思っていましたが、私たちの話を聞 こうという姿勢も感じられず、がっかりしました。口だけの謝罪ではなく。これからの言動で示してほし いです。」

抗議文より

性搾取者から逃れ、少女たちが安心して過ごせる最後の砦に、ズカズカと押し寄せ、蹂躙して去った馳浩議員一行は、少女たちに安息の場所など無いという絶望感を植え付けたのではないでしょうか。

 

『はせ浩』オフィシャルサイトでは子供や女性に優しいですね。
選挙民へのポーズなのでしょうか?

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馳浩HP


『はせ浩』オフィシャルサイトに掲載された視察の件と題した謝罪文


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 セクハラについては”全く意識に残っておりません”と書いてあります。
無意識のうちに若い女性の腰を触れるのですね。しかも両手で。

また、視察を受け入れてくださったNPO団体との窓口であったあべ俊子代議士にあとで確認すると「5人までなら」との約束であったとの事。写真撮影NGの件も5人まで参加OKとの件も事前に国会議員側に伝わっておらず、従って受け入れてくださったNPO団体の皆さんには、いきなり大勢の男性が若年少女支援の現場に参集した事に多大な不安感と不愉快な思いをさせた事となり、お詫びします。

また私のセクハラ行為があったとの指摘もありますが、バスからの資材下ろしや、その資材を使ってのテント設営など、狭い空間で行き来しており、ご指摘のように、移動の際に後ろを通って、「ちょっとどいて」と言いながら腰に手を当てたかどうかは、全く意識に残っておりません。しかしながら、それが事実ならば大変申し訳ない事であり、心より深くお詫び申し上げます。

『はせ浩』オフィシャルサイトより

 

 10月22日当日のはせ日記

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ほんとうにもう ひと手多い  この男

「やりすぎたかな〜」

 

 

はせ日記 

 

4月22日視察した当日の日記

当然ですが、自身のセクハラについては一切書かれていませんね。

 

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翌4月23日の日記

 "指示を受けて設営"と書いてありますが、仁藤夢乃氏は完全否定していますね。

☆昨夜の視察について事実関係を。 ・あるNPO団体を通じて、ハウジングファースト勉強会事務局に、「新宿で、困窮している10代少女の居場所支援や寄り添い支援をしている団体が熱心に活動しており、視察をしてはいかがか!」との案内があり、午後5時過ぎには案内された現地にそれぞれで参集。

 現場に到着し、先ずはお手伝い。 団体代表のご指示に従い、バスから資材や食料などを運び出し、皆でテント設営。女性がほとんどなので、男性陣が率先して重いものを持ち、指示を受けて設営。

はせ日記より

 

 

 

普段は、バスから稲葉が荷物を下ろしたら、それを他の参加者1人ひとりが運んで指定の場所に下ろし
ていきます。しかし、この日は稲葉の荷物を馳議員が受け取り、馳議員がその荷物を他の 人たちに渡すポジションを動かず、 10 代のメンバーは、威圧的な態度に 恐怖を感じ ながらも馳 議員に近づき 、馳議員から荷物を受け取らなければならない状況になってしまいました。

このことについて、馳議員は4 月 23 日に自身のブログで「団体代表のご指示に従い、バスから資材や食料などを運び出し、皆でテント設営。女性がほとんどなので、男性陣が率先して重いものを持ち、指示を受けて設営。」と書いていましたが、指示に従うという態度ではありませんでした

普段は、荷物運びや設営も、10 代のメンバーを含む女性たちが中心に行って い るのに 、馳議員は「女の子だから」と、テントなどの少し重さのある荷物は彼女たちに渡さず、若手議員や秘書たちに運ばせました。 その対応から、女性蔑視を感じ、少女たちは大変傷つきました

抗議文より

 当日の状況が克明に書かれています。

いつの間にか視察がボランティアに変わっていますね。視察だと見てるだけだけど、ボランティアなら少女たちに間に入って一緒に作業が出来るから、頼まれもしないのに勝手に行なったのですね。それにしても突然やって来て少女たちが避けようのない場所をサッと確保するのは流石です。

そして一緒に作業をしているうちにハイテンションになり、舞い上がってしまい、勢い痴漢行為に走ったのでしょうね。それとも最初からそれが目的だったのか。

触った方はいつも無意識でやっている行為なのかも知れませんが、触られた方は一生その気持ち悪い感触は残るでしょうね。



4月24日の日記

この日記からは本人が謝罪する気は全くなさそうですね。
最後の方の何行も改行して

と書かれているのが印象的です。
他人事いうか、めんどくさい感がにじみ出ています。

 

阿部俊子代議士と対応を相談。”

その結果がホームページに謝罪文を載せて終わりにしようということになったようです。

 

10時05分、議員会館到着し、執務。

午前中、一昨日の新宿視察の件で阿部俊子代議士がお詫びにこられたので、対応を相談。


「私も事実関係が整理できたので昨夜はせ日記で説明しておきましたが、やはり団体側との事前打ち合わせの内容が国会議員側に全く伝わっていなかったことは率直にお詫びする必要があります。
 我々は通常の視察案内との認識で秘書も帯同し、お手伝いをし、活動報告として写真撮影もしてアップしてしまった(指摘を受けて削除)のですから。確かに女子支援の団体に男性があんなにたくさん押し掛ければ、相手側に威圧感を与えて不快感を与えてしまうのは当然です。
 コロナ対策で家にいなければならない時期にも、様々な事情で家にはいられずに夜の街に出てきてしまう少女たちへの大切な支援団体なのですから、失礼のあった事の謝罪をすると同時に、視察のお礼と、今後ともハウジングファースト政策推進や、アウトリーチ型の困窮女子支援にしっかりと予算付けできるように取り組む事を、団体側にも丁寧にお伝えください。」





はせ日記より

 


仁藤夢乃ツイッター 抗議文

当日参加した全員に謝罪と回答を要求したのに誰からもなかったようですね。

写真は選挙用に使う予定だったのでしょう。

私はこんないいことをしてるという実績作りで。

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仁藤夢乃ツイッター 謝罪どころか連絡も一切ありません


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Twitterでの反響


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支持者なのか、または意を受けての投稿なのか、仁藤夢乃氏を非難する投稿も見られますね


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女性自身の記事


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朝日新聞掲載記事

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朝日新聞に改めて掲載

ついに国会でも

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国会で蓮舫議員の質問に対し、安倍総理が「厳重に注意したい」と答弁




 まとめ

このまま新型コロナウイルスのニュースにかき消されてうやむやになってしまうのでしょうか?
自身のサイトに書いている通りの活動を熱心にされているのなら、この際やってしまったことに対しては素直に謝罪し、心機一転頑張って欲しいですね。